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愛知県名古屋市のアパートマンション大規模修繕は創業55年の児玉塗装のオーナー様ブランド|アパマン修繕テック

コンクリートのマンションを塗装する場合

どんな建物でも、年月が経つにつれ外壁をはじめ設備などが劣化していくことは避けられません。そのため、住む人の安全や建物の劣化を防ぐためにも、定期的な点検を行い不具合や異常の早期発見に努めることが重要となります。

外壁材の中でも耐久性が高いコンクリートであっても、経年によって劣化や汚れが目立つようになるため、壁自体の材質や外壁の状態を考慮しながら、適切な時期に塗装を行う必要があります。

このページでは、マンションのコンクリート外壁への塗装の必要性や劣化症状などについて説明いたします。

コンクリートの特徴について

コンクリートは、セメントに「水・砂・砂利」を混ぜ合わせた建材です。コンクリート外壁は、コンクリートを型枠に流し込んで形成した外壁で、どのような形でも施工することが出来るという特徴があります。

コンクリートは、圧縮には強いのですが、外から引き寄せられる力には弱いという特徴があります。そのため、コンクリートで外壁を造る場合には、強度を保つための鉄筋を型枠に配置してからコンクリートを流し込み、固めて形成します。

コンクリート外壁は、通常の塗装で仕上げるだけでなく、タイルを貼り付けたり、コンクリートのデザインを生かした打ちっぱなしなどで仕上げることも可能です。

コンクリート外壁を塗装する必要性

コンクリートは、経年によって劣化や汚れが目立つようになるため、定期的な塗装が必要となります。コンクリートを塗装するメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

美観の維持

コンクリート外壁は、長期間放置すると汚れやカビなどが目立つようになります。汚れやカビができることによって建物の見た目が悪くなってしまうため、建物の美観を維持するためにも塗装を行う必要があります。

劣化部分の補修

コンクリート外壁は、経年劣化によってひび割れが起こります。ひび割れをそのまま放置し続けてしまうと、雨水が浸水して雨漏りの原因となる恐れがあります

ひび割れは塗装だけでは補修することができないため、「モルタル」で隙間を埋める必要があります。

空室率の改善

アパートやマンションなどの共同住宅では、コンクリートにデザイン塗装するなど清潔感のある綺麗な外観を整えることによって空室率の改善が期待できます。

コンクリート外壁の劣化症状

コンクリートの劣化を放置してしまうと、状況が悪化し塗装ができない状態になってしまう恐れもあるため、適切な時期に塗装や補修を行う必要があります。

コンクリートでの、代表的な劣化症状は以下の6つです。

爆裂クラック

爆裂クラックは、ヒビ割れが発生するので、雨水が内部に侵入する原因になります。

雨水が内部に侵入すると、躯体内の鉄筋に水が回ってしまう「中性化」が起こり、錆が発生します。錆が発生すると、鉄筋が膨張してコンクリートが押し出されるので、外側から鉄筋が見えてしまう状態になります。

ヒビ割れ

コンクリートは、圧縮に対する強度はとても優れていますが、引っ張る力に弱く、伸縮性がない為、ヒビ割れが起こりやすいです。

汚れや変色

日当たりが悪い箇所や湿気が高い箇所では、カビやコケが発生しやすくなります。また、雨だれによって黒く変色したり、コンクリート内のカルシウム成分が、水分と一緒に表面へ流れ出す「白華現象(エフロレッセンス)」が起こる場合もあります。

水染み

コンクリートは、水分を吸い込みやすい為、雨水が降ったときに水が溜まります。水分は日光で蒸発しますが、汚れや水垢は蒸発されることなく付着したままになるので、染みや汚れの原因になります。

膨れや剥離クラック

ヒビ割れなどから躯体内に雨水が侵入すると、酸性の雨とアルカリ性のコンクリートが中性化します。中性化すると、躯体が脆くなって、膨れや剥離に繋がります。

シーリングの劣化

シーリングは、外壁の継ぎ目部分の処理などに使用されています。シーリングも紫外線の影響などにより劣化が進行していきます。シーリングの劣化を放置してしまうと、雨漏りや建物全体の劣化につながってしまうこともあるので注意が必要です。

コンクリート外壁の塗装に適した塗料

コンクリートに塗装出来る塗料の単価、塗装した際のメリット・デメリットをご紹介します。

弾性塗料

弾性塗料とは、読んで字のごとく、弾力性があり柔らかい塗膜を形成する塗料のことを指します。

■メリット
下地にヒビ割れが起きても塗膜が追随します。そのため、ヒビ割れを表面化させない効果があり、雨水の侵入を防ぎます。

■デメリット
塗りつぶしなので、風合いがなくなってしまいます。また、比較的コストがかかります。

■塗料
アステックペイント:EC-5000PCM-IR、日本ペイント:DANシリコンセラ
単価:2,700~2,900円/㎡
耐久性:7~20年

撥水剤

撥水剤は、水を弾く効果を持った仕上げ材です。無色透明なのでコンクリートの質感をそのまま残すことができます。

■メリット
比較的安価で雨水の侵入を塞ぐことができ、打ちっぱなしコンクリートに使用する場合は、風合いをそのまま残せます。

■デメリット
耐久年数が短い為、短いスパンでメンテナンスが必要になります。外壁にヒビ割れがある場合は、補修跡がそのまま残るため、オススメしません。

■塗料
日本ペイント:アクアシール200S、大日技研工業:ランデックスコート
単価:1,500~2,000円/㎡
耐久性:3~7年

クリヤー塗装

クリヤー塗装とは、無色透明な塗料を使用した塗装のことです。色付き塗料とは異なり、色の基となる顔料が含まていません。

■メリット
風合いをそのまま残すことが出来ます。撥水剤よりも耐久年数が長いので、長期間の間、外壁を保護することができます。

■デメリット
撥水剤より施工費用が高いです。また、外壁にヒビ割れがある場合は、補修跡がそのまま残るため、オススメしません。

■塗料
日本ペイント:水性4Fプーレシステム、エスケー化研:セラミクリート
単価:3,500~3,800円/㎡
耐久性:5~15年

コンクリート描写再現工法(G-PFシステム工法)

特殊な工法で光触媒とフッ素を塗る為、クリヤーと違って新品の様な仕上がりになります。

■メリット
打ちっぱなしのコンクリートの風合いを残して、補修痕を消すことができるので、美観性に優れています。

■デメリット
施工に技術が必要なので、施工できる業者が限られる。

■塗料
住宅美建産業:K2コート水性、ピアレックス:テクノロジーズピュアコート
単価:5,000円/㎡
耐久性:10年~15年

まとめ

コンクリートは、経年によって汚れや劣化が目立つようになるので、耐久性や美観を維持するためにも定期的な塗装や補修を行う必要があります。塗装を行う際には、さまざまな種類の中から外壁自体の材質や外壁の状態を考慮しながら塗料を選ぶことが重要となります。

コンクリート外壁は、強度はありますがメンテナンスを周期的に行わなければ、ヒビ割れから雨水が侵入して、爆裂や剥離が発生する恐れがあるので、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。

大規模修繕に関して不安な点や気になることがありましたら、ぜひお気軽に弊社までお問い合わせください。

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