愛知県名古屋市のアパートマンション大規模修繕は創業55年の児玉塗装のオーナー様ブランド｜アパマン修繕テック

仮設設備を設置するスペースと駐車場が重なっている

大規模修繕では、外壁の塗装や補修も行うため、作業をするための足場を組まなければなりません。そのため、駐車区画が足場と重なってしまう場合には、車を一定期間移動しなければならないケースもあります。

特に、建物自体のすぐ近く(外壁ラインのすぐ下)の駐車区画を利用している方々は注意が必要です。

また、補修のための資材置き場や作業員の現場事務所、仮設トイレを設置する際も、広いスペースが必要となります。多くの場合、駐車場が設置スペースとして使用されますので、この場合も車の移動が必要となります。

駐車場の修繕も同時に行うケース

大規模修繕では、駐車場の工事も同時するケースも多くあります。駐車場には、「平面式駐車場」「自走式立体駐車場」「機械式駐車装置」など様々な種類が存在しますが、修繕内容はそれぞれ異なります。

平面式駐車場の修繕を例に挙げると、アスファルトの打ち替えや、区画線の引き直しなどを行う必要があります。それに加え、車止めブロックが駐車場に設置されている場合には、車止めブロックの補修や取り換えなどを行う必要があります。

他の種類の駐車場であっても、塗装や設備のメンテナンスなどが必要となるため、工事期間中は車の移動が必要となります。

車の移動が必要な場合、一時的に普段の駐車区画と異なる場所へ駐車することとなりますので、この点も注意しておく必要があります。

駐車場から車の移動が必要な場合、敷地内の空き区画に車を移動できるスペースがあれば大きな問題にはなりませんが、それほどスペースに余裕がある物件はほとんどないのが現状です。

多くのマンションでは、敷地外に駐車場を探すこととなりますが、代替駐車場に関しては、管理組合で探して契約をするとなると、非常に時間と手間がかかります。そのため、管理会社や施工業者に協力してもらい、マンション周辺の月極駐車場などを探してもらうケースが一般的です。

車やバイクの移動が必要な場合、一時的に普段の駐車区画と異なる場所へ駐車することとなりますので、この点も注意しておく必要があります。

代替駐車場の費用は、駐車場の契約者本人（入居者）ではなく、管理組合が負担することがほとんどです。契約者（入居者）個人が移動先の駐車場料金を支払うケースは、よほどの特殊な事情がない限りはありません。

また、車の移動を余儀なくされた車場の契約者に、移動している期間中もマンションの駐車場料金の支払いを求めるかどうかはマンションによって考え方は様々です。

マンションの駐車場料金の支払いについては、「代替駐車場の費用は、管理組合で負担しているため、これまで通り契約駐車場の料金は支払うべき」といった意見もあれば、「車場の契約者は迷惑を被っているので、迷惑料として契約駐車場の料金は免除するくらいの配慮があってもいいのではないか」といった意見もあります。

どちらの考え方が正解というわけではなく、利用者に掛かる負担を公平性の観点から総合的にみて、決定する必要があります。

入居者にとって車やバイクは、重要な移動手段のひとつです。その駐車場を移動するとなると、入居者の生活への影響も決して少なくはありません。そのため、入居者の不満が募れば、トラブルに発展してしまう可能性もあるので注意が必要です。

トラブルを未然に防ぐためにも、「なぜ移動が必要になるのか」「どのぐらいの期間、駐車場を使用出来なくなるのか」「代替駐車場はどこになるにか」など、工事に関する内容を住民説明会などで事前に共有し、入所者の皆様にご理解いただくことが重要です。

大規模修繕に関して不安な点や気になることがありましたら、ぜひお気軽に弊社までお問い合わせください。